お受験話。その2 〜某お大学受験。〜

そして準備を整え2月23日に家を出発。そして上越新幹線Maxとき2階建てに乗って
一路新潟へ。駅のまん前のホテルを借りてゆっくり寝て。
次の日寝すぎた。起きたら8時。間に合わないじゃん!あの時は流石に焦った。
急いで起きて顔洗い受験用具確認して。ちなみに某大学は新潟駅から電車で25分。
バスで35分。余裕で間に合わないな。と言うとこで、タクシーで。金が飛んでくとほほ。
以下運転手さんとのやり取り うろ覚えで抜粋。


運転手(以下運ちゃん):新潟大学でいいんだよね?
・・・ホテルの方にタクシー手配してもらったんです どうもありがとう・・・
俺:はい お願いいたします。
出発
運ちゃん:間に合うかなー・・・
俺:申し訳ないですが間に合わせてくだしゃい・・・
運ちゃん:安心しな。間に合わせるから。
俺:へい・・どうも・・・

10分後
運ちゃん:じゃちょっと飛ばしてくか。
と言って日本海が真横に広がるシーサイドラインをかっとばす。思わず見とれる。
またこれが綺麗なんですよ。朝日でキラキラ雫のような光の散らばる具合とか、
そこをかっ飛ばして走るタクシーの機械的な運転音とか、少し焦ってたけど完全に
あれでクールダウンして、と言うか我を忘れて見入ってた。
運ちゃん:大丈夫 君受かるわ はっはっは。
俺:へ・・・?
運ちゃん:いやね、俺ここで20年働いてるけど君が初めてだよ。
俺:初めて?
運ちゃん:明らかに遅刻しそうなのに顔に焦りの表情一つすらなく海に見とれるなんて。
     大丈夫 君必ず受かるよ はっはっは。
俺:焦って早く着くならいくらでも焦りますよ・・・急いでくれてどうもです・・・
運ちゃん:うっはっは 
ちなみに車内でコーヒーとパンかじりつつの会話です。本当俺って・・・
あの時の運ちゃんどうもお世話になりました。
総額で4500円のところお金を渡そうとして数えてたらいいよめんどくせぇ4000円で。
500円自腹で出してやるよ。頑張ってきな。とまで言ってくださって・・・。
本当にありがとう。


んで 大学到着。んで早速。 時計持ってくんの忘れた・・・。
腕時計も見つからん・・・と思ったら開始直前に試験官の教授が腕時計を俺に。
んで。切り替えて試験開始。


終わった直後の感想。 楽勝じゃん・・・。
あのおっちゃんも見る目あるじゃん とか謎な悟りの境地を開きつつ。
んで新潟の街を観光しつつ家路に帰る。


そしてその3へ。


お受験話なのに勉強の話一つも入ってねーな・・・。俺って一体・・・。